「なみあとさん、Excel印刷したからハサミで切って糊で順番に貼って」
— なみあと@宝石+「ところてん式」書籍化します (@nar_nar_nar) December 5, 2019
「フィルタ機能...指定のセルを...抽出...!?」
「重複するセルに自動的に色を塗る、だと!?」
「ちぇっくぼっくす?」
なみあと最新作『Excelスキルでこの会社を成り上がる(前に辞めたい)』
「課長、年末の作業大丈夫そうですか」
— なみあと@宝石+「ところてん式」書籍化します (@nar_nar_nar) December 5, 2019
「大丈夫だと思う」
「余裕ですね」
「昨年からなみあとさんにデータ作成任せてみた」
「鬼ですか」
「8割がた自動化してくれた」
「さすが俺たちのなみあとさん」
Excelでクリック一つでできることをどうしてアナログでやってたのか理解に苦しむんだよな
「な、なみあとさん...!? 今、何を!?」
— なみあと@宝石+「ところてん式」書籍化します (@nar_nar_nar) December 5, 2019
「何って...Excelのフィルタ機能で特定の文字列を含むセルを抽出しただけですが」
「だけって...なみあとさん、そんなことが...!?」
「え、わたしまた何かやっちゃいました?」
今件の話がどこまでリアルなのかを確かめるすべはないけれど、この類の話は多かれ少なかれネタ話も併せ結構見聞きしたりする。自分ではごく普通の、当たり前の、知ってて当然の情報とかノウハウとかスキルでも、他の人、他の集団内では目新しいもの、目を見張るもの、魔法のようなものと思えてしまうことって結構ある。当方も以前の仕事場で、似たような経験は何度となくしているから、「分かる」と荒波を背景に腕を組みつつ頷いてしまう。
これってキーボード離れ、パソコン離れが進む中で、あるいは元々そういうものにあまり縁がなかった組織で急速にパソコンなどをやらざるを得なくなったけど対応できる人がいないような状況で、いざその会社に入ったらキーボードとかパソコンの概念やインターフェイスが分からない人ばかりの中で、パソコンを普段使いしている人が重宝されるのと同じ図式なんだろうな。
このような状況の場合、普通はいいように使い倒されるって締めがパターンなんだけど。ラノベの異世界転生もののように「皆が知らない技術や情報を次々と繰り出して成り上がる」と考えれば、案外悪い話ではないのかなと思ったりする。もちろん立ち回りを巧みにする必要はあるし、いい気になって高飛車になると必ず痛い目にあうのだけとね。
コメントする