「吸うカフェイン」をJTグループが発売

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日本たばこ産業(JT)グループのBREATHER(ブリーザー、東京)は3日、集中力を高める効果があるとされるカフェインを蒸気にして吸う電子機器「ston(ストン)」を発売した。仕事の休憩時間に気分転換や眠気覚ましとして使うことを想定している。電子たばこのように筒状のカートリッジに入ったカフェイン入りの液体を熱で気化させ、その蒸気を吸う仕組みだ。1本で約250回吸えるカートリッジ(3本入り1980円)は、カフェイン入りと、アミノ酸の一種でリラックス効果があるとされるGABA(ギャバ)入りの2種類。機器本体は6600円で、ともにインターネットを通じて販売する。

吸うカフェインというフレーズに対する第一印象は、コーヒーの香りを楽しむようなツールかな、というところ。ただ本文を読む限りでは、水たばこ的なもの、と考えた方がよさそうだ。吸う対象はカフェイン入りの液体だけど。

一応「加熱式たばこと異なり、たばこ葉は使っておらず、ニコチンやタールといった有害物質は含まれていない」とのことだけど、一方で「カフェインを大量に摂取すると、不眠やめまいなどの副作用を引き起こす恐れがある」という注意書きにちょっとアレ。コーヒーを飲みすぎると体に悪いってのと同じレベルか。


個人的にはカフェインそのものをセーブしなきゃならない状態なので、このツールの使用は問題外な存在になっているから手が出せないのだけど、色々と考えるよなあという感心はさせられる。

形状的にはアロマテラピーみたいなものだとイメージしてほしい、というコンセプトなんだろうか。実際に使った人の感想を待ちたいところではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年12月 4日 07:05に書いた記事です。

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