女性より男性の方ががんによる死亡率が高いってのはどうしたものだか...肺がんはともかくとして。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 2, 2019
10万人対の数ですが、食道がんだと5倍近くとか胃がんでも2倍とかね。肺がんや気管支がんの類は喫煙によるものでしょうけれど。女性特有の部位はともかくとして、男性の方が高いのです。 pic.twitter.com/wRkHQNoh3J
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 2, 2019
先日発表された人口動態統計の中身を色々といじっていた時に気が付いたこと。表組にあるのは人口10万人対の、それぞれの病症による死亡率。例えば悪性新生物<腫瘍>の男性は361.6とあるので、男性10万人につき361.6人が悪性新生物<腫瘍>を主起因として亡くなっている。単純確率は0.3616%。
で、悪性新生物<腫瘍>全体の比率からして男女では1.5倍程の差があるのだけど、部位によってかなり大きな違いが出てるんだよね。男女それぞれで特有の部位のはともかくとして、例えば胃とか食道とか。まだ肺ってのは喫煙率の違いが男女で大きく異なるから分かるんだけど。
平均寿命は女性の方が長いので、同じ確率ならば女性の方が高くなるはずなんですけど...遺伝子的なものや生活習慣の違いが出ているのかもしれません。部位によって差がほとんどないものや数倍の違いがあるものや。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 2, 2019
結局、本質の生活習慣の違いとか、DNAとかの体の構造自体で違いが生じてしまうのか、それともがん検診の診療度合いとか......ってそれはむしろ男性の方が多そうな気がするのだけど。
この辺りの話、ちょいと探っただけでも専門機関の論文とか解説記事がちらほら見つかっているので、時間があれば本格的に探りを入れたいところ。人口動態調査の結果そのものについても、単年ではなくて経年とかの動きもチェックすると、面白い動向が確認できるかもしれない。
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