温室効果ガスのお騒ぎの詭弁と偽善と

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温室効果ガス、その中でも大半を占め指標としても分かりやすい二酸化炭素について、地球温暖化を防ぐために減らそう云々という活動がある中で、以前から指摘されているのがこの点。二酸化炭素の排出量を減らし、温暖化を防ごうという主旨は立派なもので評価するところもあるのだけど、その大義名分を明後日の方にぶん回している人ばかりなのが現状というところ。

「地球全体の」問題としてとらえるのなら、地球全体の量を減らすための方策を考える必要があるわけで、まずは大きなところに手をかけるのが必然のはず。にもかかわらず突然別次元の話をもってきて、こちらは優遇措置とかいう仕切りをするのはおかしな話ではある。


この類の話は以前から、それこそEU主導で二酸化炭素排出量の取引ルールが作られる頃から指摘されているのにね。

無理を通せば道理が引っ込む的な状況で、お気持ちマフィアがはびこっているようでもあり、気分はあまりよろしくないし、理不尽感がフルスロットルなのには違いない。

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このページは、不破雷蔵が2019年12月 9日 07:21に書いた記事です。

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