反社なめちゃいけない。一旦定義しちゃうと必ずその網の目をかいくぐって「はい、その定義に当てはまらないからうちは反社じゃない」という形をとり法では手の届かない存在になる。それくらい相手は悪いことには知恵が回る。定義を曖昧にしておくのはケース・バイ・ケースで取り締まれるためなのよ。 https://t.co/cI4BGdEnct
— カラサワ (@cxp02120) December 11, 2019
反社会勢力「定義で固めるとかえって複雑」 桜を見る会 https://t.co/vvWStr3hw1 これは、僕もそう思ったんだよね。閣議決定してしまうと、全ての行政機関がその定義に縛られてしまうし、法改正するときに閣議決定との整合を迫られてしまう。「閣議で決めることじゃない」というのは良心的でもある。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) December 11, 2019
なので、野党のなかには「批判しやすい閣議決定を引き出すために質問する」パターンもあるってのは留意しておいたほうがいいと思う。うまいこと批判しやすい回答が出るまで、いろんな質問をするガチャを引いてる。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) December 11, 2019
そういうテクニックを、それと承知で「ほいきた!おいしいネタ!」と記事にしちゃうのが新聞なので、そういうマッチポンプだと承知して読んだ方がいいし、「閣議決定しない」というのは単に言質を与えないだけの回答の場合も多い。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) December 11, 2019
重要なのは、閣議決定で「反社会的勢力を定義しない」と回答しても、警察など他の行政機関やメディアや個人などが考える定義を否定したことにはならないってこと。閣議決定した定義は閣議決定しないと覆せないので、それぞれが定義して社会状況に応じて対処するべき、というのは適切な回答。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) December 11, 2019
「積極的に取り締まる対象」については、あえて定義をぼかしておく必要があったりするからねえ。
— KGN (@KGN_works) December 10, 2019
『明確に定義させようとしている』人が誰で、定義することでその人にとって何のメリットがあるのか、も考えたほうがいい問題かなと思いました。
定義があると『すり抜けるのも容易になる』んですよ。
例の見る会関連で「反社会的勢力」とは何ぞやという話があがり、それをよりによって政府答弁の形で回答しろという話が来たもんだから、それを答弁したら、マスコミがいい加減な(都合の良い)解釈で報じ、それを鵜呑みにした方々が大騒ぎをしたというお話。
大騒ぎしている方の中には弁護士とか言葉の専門家とか政治方面の有識者とかが結構いて、なんだか当方とってもがっくりだよという感想が脳内を24時間耐久マラソン状態。これって指定薬物の問題と同じで、がっつりと定義しちゃうと逆にマズいようなことになるという考えに至らない、見識の浅さよ......ということで、その辺りをしっかりと考えている意見などをいくつか。
反社会的勢力の定義に関する政府答弁書の原文を確認しました。
— くるくる@_crr_) December 11, 2019
答弁書では、平成19年の指針についても適切に説明されています。
初鹿議員は質問主意書で反社会的勢力について過去の政府答弁等「実例を全て明らかに」せよと質問したため、政府は統一的な定義は困難と回答したものと考えられます。 pic.twitter.com/aP6eJoSkoF
そのため、本件答弁書が決定されたことによって、民間企業における反社会的勢力に対する取り組みに動揺が広がる可能性はほぼないと思われます。誤解が広がった原因は、本件答弁書を報じたマスコミの不正確な引用にあると言って良いと思います。
— くるくる(@_crr_) December 11, 2019
第200回国会 112 反社会的勢力の定義に関する質問主意書(衆議院) https://t.co/MN3Ql77TiI 確認した。指摘されている通り。やはりノイズばかりで正しい情報を伝えないマスコミは、社会にとって害をなすものでしかないのですね。 pic.twitter.com/TBkn1VnuAj
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 11, 2019
「反社会的勢力に定義はない」という答弁書を閣議決定
— akoustam (@akoustam) December 11, 2019
報道にすっかり踊らされてるおバカさんとかもそうだが、ちゃんと1次ソースに当たれば、アホ質問にhttps://t.co/oCMjrcNPR4
至極真っ当な答弁をしたhttps://t.co/4rwQTExG1C
のは一目瞭然なわけで。いつまでも騙せると思うなよと>メディア
フォロワーの方も指摘していますが,「反社会的勢力」に関して政府が過去に定義づけを行ったという事実認識自体が間違っていますし(確かに指針は存在するが法的拘束力もなければ内閣で閣議決定した事実もない),実務でも「弾力的」に考えており,業界や地域などによりその範囲には広狭さまざまです。
— くるくる(@_crr_) December 11, 2019
例えば質問主意書を出した初鹿議員のいう「反社会的勢力」の定義ですが,確かに指針には「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」との記述を見ることはできますが,これを「反社会的勢力」の定義と捉えて,民間が実務で使用している実例を私は見たことがありません。
— くるくる(@_crr_) December 11, 2019
詳しくは書きませんが,民間実務で例えば反社会的勢力との関係遮断のため,何らかの決まり事を作ろうとする場合,初鹿議員がいう"定義"ではなく,普通は「暴力団,社会運動標榜ゴロ,特殊暴力集団及びそれに準ずる・・・」みたいに,行為態様を中心とする定義付けを行うことが多いです。
— くるくる(@_crr_) December 11, 2019
過去の政府答弁と整合してるだろ。こいつは何を言ってんだ。
— sorekaradoushit (@sorekaradoushit) December 12, 2019
H25年11月28日
金融庁監督局長「反社会的勢力はその形態が多様でありまして、また社会情勢に応じて変化し得るということから、あらかじめ限定的、統一的に定義することは困難」https://t.co/jvok0GKpOk https://t.co/P5aLHqc5UU
で、この類の話が報道をトリガーとして起きている場合、原則として一次ソースを当たる事ってのがある。該当事案の一次ソースに当たる政府答弁書の書面を確認すると説明の通り、騒がれているような話では無かった次第。
今の報道って、自分の都合の良いように好き勝手に一次ソースをよじ曲げて報じるほどに機関紙化しているのか、それとも日本語の解釈に難儀を覚えるぐらいに能力が低い人達の集団となっているのか。どちらなのだろうか。
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