クリック率が高くなると理由で、本文と関係のない、あるいは、過剰に印象を与える例。
— マーケティングとか広告とかPRとかが全くわからんので3Dメガネをかけたら立体的に見えてきた気がする人 (@mediologic) December 20, 2019
大手企業の名前がこういう広告に出てくるの見ると、広告主の協会や広告業界の協会がいくら頑張っても話を聞いてないところがたくさんあるという事実に悲しくなるね。 pic.twitter.com/qeoOmWYxPp
よくある話ですね。
— マーケティングとか広告とかPRとかが全くわからんので3Dメガネをかけたら立体的に見えてきた気がする人 (@mediologic) December 20, 2019
「法律には抵触しませんから」
と言って、「倫理」についてはまったく無視するそういう会社の話。 https://t.co/ejbCPJwJLU
結構前に某有名大手サイトのギガジ某がまさにこの手法を用い、さらにタイトルと本文との間に思いっきり大きなサイズで挟み込むようなスタイルだったので、ギガジ某様式とかいう名前で浸透し、それっぽいサイトを作り上げるツールも生まれたような記憶がある。基本的にはそれと同じ発想ではあるのだけど、現在の環境ならではのお話の気がする事案。
要は広告のサムネイルとなる画像に、本文とはまったく関係の無い、一方でその画像単体が大きな集客がある、本文もそれ系のではないかと期待させるようなものを用い、広告本文とは無関係な要素で「集客」をしてしまうというもの。イメージ映像でも何でもないやん、単なる表紙詐欺と同レベルやん、という感じ。
確かにこの方法ならクリックされる可能性は高まるので、広告効果はばつぐんだ、的結果は出るだろう。「とにかく気付きを与えてアプローチを」が広告の大義であるのなら、それは正解に違いない。ただ、それって詐欺とどれほどの違いがあるのかとか、イメージとまったく違う内容を見てリーチした人はどのような感想をいだくだろうかまでを考えると、かえって逆効果になる可能性も多々ある。ステマがバレた時の反動と同じ。
法には反しないかもしれないけど、放置しておけばどんどんエスカレートしていくし、しまいには法の縛りすら機運として持ち上がるかもしれない。
内容と関係のないイメージ画像やキャッチコピーを使い、見た人の錯誤を誘導することを繰り返している、某ビビなゲームの広告も良い例。あれって多分に当事者側は同人誌とか文化祭のノリでやっている感はある。ただ、今やすでに「加減しろ、馬鹿」の領域。
第一あの広告で、どこまで内容を正しく示しているのか。JAROなり公取委にツッコミ入れられてもおかしくはないと思うのだけどね、個人的には。
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