家計調査のデータを基にお年玉と思われる項目の経年推移を確認 https://t.co/8Z7oGfNiCh 今世紀に入ってからは金額でも消費支出に対する割合でも漸減中。子供の数が減っているのも一因だが、それよりも単にケチになっているのか、現物支給のパターンが出てきているのか。 pic.twitter.com/0CkcJbDZ2J
— 140gnews (@140gnews) December 22, 2019
先ほど本家サイトにあげた、家計調査のデータを基にしたお年玉の精査。結論としてお年玉が減っているというものではあるのだけど、これってお財布事情が厳しくなったからというありきたりなものでは無く、現金支給という形でのお年玉が減っているからなのかもしれないな、と。家計調査では物品の他者への提供を精査するのは非常に困難(推測値ならできなくもないけど。お年玉として贈呈されそうな物品の項目に関して、品目分類から用途分類を引けばいい)なので、あくまでも可能性としての話だけど。
何しろ、額面は減っているけどそれだけでなく、消費支出に占める比率も下がっている。子供の数が減っているからではとの考えのもとに子供の数を勘案した指標を出したけど、それでも減少している。少子化で子供がいる親戚の数が減っているからではとの意見もあったけど、すでにそれは子供の数の勘案で反映できているはず。
第一最近では実際に帰省しなくても田舎の祖父にお年玉を請求する、逆に実家から贈られてくるというケースも少なからずあるという(家計調査の話ではこの類の額も対象となっている)。この辺りの話は深く掘り下げると色々と面白いことになりそうなのだけどね。
一方、今回のお年玉の精査においては、公・民を問わず、お年玉に関する調査が減っている、経年調査が取りやめられている動きが多々見られた。ここ数年でぱたりと止まってしまったところも結構ある。これってサベツガー、格差ガーという意見が強まっているのと、状況によって多様なので統計が取りにくいという実情があるのかもしれない。
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