【不破雷蔵さんのコメント】掛け金に対し戻ってくる可能性の平均金額の割合を期待値と呼びます。還元率と表現し... ▼宝くじの低迷は「当たらない」から? 公営ギャンブルと対照的...運営側は打開策模索 https://t.co/ScRiDOg3n9
— 140gnews (@140gnews) December 30, 2019
そもそも期待値が1未満のものはいくら買っても統計上は儲けが出ないのが当然なわけで。ギャンブルはさらに自分の意志でコントロールできる部分がほとんどないことを考えれば、儲けが出る出ないなんてことを考える以前の問題だったりする。さらに宝くじの場合は自分で選べる要素がほとんどない以上、マジで運次第でしかないわけで。その上期待値についても、競馬や競輪などが75%ぐらいなのに、宝くじは45~50%ほどでしかない。
どこぞのえらいお方が「売上の一部は自治体に還元しているキリッ」とかドヤっても、具体的にどれほどの額がどのような分野にという具体性がなければ、モチベーションを高める要素にはなりえない。芸能人を招集してアピールという話も、下手をすると「そういう費用をリターンに還元しろ」と言われかねない。
若者はその辺をある程度知っているから、宝くじを敬遠してしまう。賢いだけのお話。
宝くじをより多く売りたいのなら、期待値を上げて還元する先をより明確化する。そして例えばコンビニでも購入できるようにする(すでにBIGなどは買えるけどね)。2012年2月14日に発売された「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ」が非常によい例ではあるのだけど(還元先の明確化という観点でも)、それに続くものがないってのは、やはり販売ルートを牛耳りたいという思惑があるんだろうな、と。
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