【不破雷蔵さんのコメント】そもそもかの2000万円問題とは金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」... ▼本当に必要? 「老後2000万円問題」とはどんなものだったのか https://t.co/QBhemObMeu
— 140gnews (@140gnews) January 25, 2020
正直なところ朝日系列の悪質なプロパガンダに国民が振り回された形になったという認識をしている、昨年夏頃に生じた2000万円問題。テレビや新聞が火をつけると、いくら正しい情報を提示しても燃え広がって押しとどめることができず、虚偽によって世の中が動かされてしまう、対応せざるを得なくなるという実例を見せられた感じ。
で、その話がまた蒸し返されそうになったので、解説コメントでぴしゃりとツッコミを入れた次第。要は元々の資料では家計調査を基に平均的な世帯をモデルベースとして試算をしたまでの話で、それを扇動ネタにして朝日系列が大騒ぎしたのが2000万円問題の真相。関東大震災の時の悪質なデマと同レベルの話をやったわけだ。
あくまでも統計結果を基にした平均値をモデルベースとして論議していたのに、朝日系列が、特に報道ステーションが「これが最低絶対死守ライン」的な表現を公共の電波で流したのだからさあ大変という次第。しかもそのモデルベースでは最初から貯蓄が相応にあるという結論が出ていて、足りる足りないの問題では無かったのに、そこはすっぽりと抜けて報じていたという。
2000万円という中途半端にリアリティのある数字と不安視されそうな老後問題を絡めれば分かりやすいことから、それが正しいかどうかを調べることなく信じてしまう。「分かりやすいが正しいとは限らない」の好例ではある次第。
2000万円の話 https://t.co/6IWTZsu87m とか 「公的年金で2000万円」の話の総まとめと終了への一撃 https://t.co/1G5TK1UNT8 とか参照。家計調査を基に平均的な世帯をモデルベースとして試算をしたまでの話で、それを扇動ネタにして朝日系列が大騒ぎしたのが2000万円問題の真相。以上。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) January 25, 2020
一応当時もいくつかまとめておいたけどね。一次資料を正しく読めばあのようなプロパガンダの内容にはならないはずだし、それがフェイクニュースに等しいことだと分かるはず。2000万円問題で騒いだ筋は、金融関連の情報リテラシーに欠けていることを自白したも同然だということなんだろうな、と。今から過去ログ色々とひっくり返して、どのような人が騒いだのかを探すのも面白そうではあるけど。
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