Amazonが「置き配サービス」の実証実験地域を拡大

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アマゾンジャパンは、配送オプションとして提供している「置き配指定サービス」を標準の配送方法とする実証実験を、東京都3区(江東区、文京区、練馬区)、大阪府3区(都島区、西淀川区、生野区)、名古屋市、札幌市で1月27日から順次開始することを発表しました。これらの地域のユーザーは、置き配を希望しない場合は各自設定を変更するなどの必要があるため注意が必要です。

受取人の不在による再配達問題で時間もコストもかかるから、受取人がいようがいまいが玄関に置いてきちゃえばいいんじゃね? という割り切り型の配送スタイルとも表現できる置き配サービス。宅配ボックスがある場所とか、米国のように広い庭がある住宅ならともかく、日本ではちょいと事情が違うようなケースも多いしなあ、と思っていたら、実証実験を拡大云々という話が出た。

実は当方の居住地もこの拡大領域に入っていて、昨日何気にあんたのところが実証実験地域になったぞなもし的なお気軽メールが届いていたので知っていた次第。

ただこれって、普通にアマゾンで注文しても、設定をいじらないと勝手に置き配にされてしまうという、デフォルト扱いなのが困りもの。設定画面で「置き配はしないよ」とすれば以降の注文はすべてそれに従うものでは無く、注文のたびに「置き配しないんだってばさ」と設定を切り替えなきゃいけない。

これ、何か既視感があると思ったら、mixiでのスットコ機能の導入の際の勝手初期設定で大混乱した問題と同じパターンだ。実商品を取り扱うから、もっとタチは悪い。「補償対応」とはあるけど、時間的な問題の損失は取り戻せないし、一品ものとかたまたま安く買えたものとかが失われたらどうやって補償するんだろうという問題もある。

面倒臭いったらありゃしないな。

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このページは、不破雷蔵が2020年1月24日 07:18に書いた記事です。

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