タイミング的に今年に入って削除された可能性。民主党政権時代に「アクセス数が少ないから無駄なので更新終了」とされたデータ集。データはアクセスの多い少ないではなく、存在すること自身に意味があるのに。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) January 2, 2020
先日データを色々といじっていた時に見つけたお話。いや、無くなったのを見つけたのか。総務省統計局の白書的なライブラリの中で、結構長期にわたるデータを集約していた「日本の長期統計系列」。これが無くなっていた。昨年末に精査した時にはまだあったから、タイミング的には今年に入ってさくりと消されたようだ。
元々これって民主党政権時の例の仕分け作業の一環的な形で、アクセスが少ないから利用されていないので無駄だから停止ってことで、2012年3月に更新を終了させられてそのままになっていたんだよね。それから8年近くもそのまま保全されていたのだから、ある意味よく頑張ったともいえるのだけど。
やはりデータの類ですら、アクセスされないと用無し判定されるのかなあ、データってのは利用者の多い少ないではなく、存在すること自体に意味があるのになあ、と嘆いたりもする。アクセスのあるなしでしか存在意義を判断しないのは愚かでしかないのだけど。
統計局内の統計データ一覧リンク集 https://t.co/LjvQxbqXfA にはまだその姿がある。けれどリンク先は消えている。 pic.twitter.com/vgDDzsqGlh
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) January 2, 2020
国立国会図書館では保存されていますね(統計局でも国会図書館ページが案内されている)。https://t.co/MpYTn2uBgO
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) January 2, 2020
e-statで探してはどうでしょうか?
— akima@財政お花畑(@akima9936) January 2, 2020
消えているものと同じかどうかは、分かりませんが。https://t.co/vLu41VIIsb
統計局内のリンク集ではまだ残っていたり、データの一部はキャッシュで残っていたり、大元のデータをたどればいいのではというお話もあったりするけど。それはちょっと違うのだよね、という感しかない。
あるいは単に移行期間で、正月が明けたら新しい場所に移っていた、というだけならいいんだけどね。
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