中田敦彦氏、クイズ番組でちょっと知識披露する程度にとどめておけば良かったのにねぇという印象しかない。最初のうちは自分の知識に自信がある分野をやれるかもしれないが、だんだん知らない世界の解説をさせられるはめになり、付け焼き刃の知識を雑にまとめるという流れになっていくのでは。
— 因幡のよっちゃん(CV・堀江由衣) (@japanesepatrio6) January 11, 2020
そうなれば最悪デマ拡散装置ですよ。 https://t.co/ilPtWTAcxi
— 因幡のよっちゃん(CV・堀江由衣) (@japanesepatrio6) January 11, 2020
YouTubeなどの動画共有サイトがインフラ認識されるほどに普及し、自前の動画をテレビ番組のように流すことができるようになったってのは良い話に違いないけど、同時にスットコな人が不相応な発信能力を持つと色々と問題も生じるようになるよなあ、というお話。
ある意味、悪質な新興宗教の教祖が発信力を持ったような状態ではないかと個人的には思う。視聴者は信者となるから、他からのツッコミや指摘や反論には耳を貸さない。番組で語られる内容のみを盲信する。......ってアレか。通常のテレビがやってることと変わらないのか。
よく「最初は不正解なことを教えても後で修正していけばいい」と言う人がいるが多くの人は「分かりやすいが誤った知識」を身に付けると「より難しいが正しい知識」に置き換えなくなる。特に大人はその知識を他に吹聴したりして「それが誤りだと困る」立場になる。似非医学問題でも同様のことがある。 https://t.co/Qv1xoPoYvQ
— the_spoiler (@don_jardine) January 12, 2020
この類の問題で頭を抱えてしまうのは、取得ハードルが低いために、真っ新な状態ですりこみをされてしまった人を量産してしまいかねないこと。そのような刷り込みされた人ってのは、正しい方向にかじ取りをさせるのが大変難しい。インプリンティング効果というのか、しがらみを断ち切れなくなるというのか。
「分かりやすいが正しいとは限らない」ってのは基本であり大原則な話。いくら有名人による発信情報でも、ヤバいものはヤバい、間違いは間違いであるとすることが欠かせないのだけどね。
......そういやこの類の話、従来型のメディアが批評したとか注意喚起の話をしたこと、これまでにあったっけかな。
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