いまや絶滅しつつあると言われる公衆電話、スマホ世代の若者が使ってみた感想が
— マライ・メントライン@職業はドイツ人 (@marei_de_pon) January 11, 2020
「受話器が重い!」
だったというのは、ある意味ナルホドというべきかもしれないpic.twitter.com/Ar6iriXiT8
公衆電話を使い倒していた世代からすれば、あのぐらいの重さなど何とも感じないのだけど、電話を使うことに関してスマホからするりと入っている人達にとっては、実際に公衆電話の受話器を持つと「重たい」という認識をするのは当然かもしれない。日常の感覚に対してどう違ってくるかで感想が変わるのだから。仮にスマホが今の10倍ぐらいの重さのものがごく普通の世界だとしたら、公衆電話の受話器はむしろ軽い、という認識になるだろう。
榊一郎さんが講義ネタで言ったな。
— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が』2巻10月1日発売!) (@kasai_sinya) January 11, 2020
中世風ファンタジー世界の人間が拳銃を手にした場面を描写せよ、というと多くは「ずっしり重い」と書くが、彼/彼女が日常的に持っている水桶よりは軽いはずという事に思い至らない。 https://t.co/rBF5Luse3c
拳銃を見たことが無い人にとって、拳銃の重たさはどう映るのか。これも結局普段の生活環境で接するものとの比較となる。確かに水桶よりは軽いかもしれないけど、大きさとか見た目で考えるとどうなのかな、という気もする。そもそも鉄の塊を見たことがあるのだろうか、鉄そのものが貴重な存在かもしれない。大きさと重量との比較ならどうだろう。こんなに小さいのにこれほど重たいとか、なんかぎっちりと詰まっているような感じとか。あるいは石みたいな感じだなという認識をするかもしれない。
つまり、その場の世界観をしっかりと構築しておかないと、ほんの些細なセリフ回しでも矛盾が生じてしまうことになる。
ともあれ、身近に無いものに触れる時の感想は、色々な気付きを得させてくれることに違いは無い。
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