本屋は本を買うだけでなく本の存在を知る場でもあるはず

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本屋は大きなところだろうと小さな町の本屋だろうと、本がぎっしりと詰められた魅力のある空間に他ならず、その中に入って視界を埋め尽くす本を眺め見るだけで、色々な発見や衝動に出会うことになる。衝動買いのフラグがもりもり立って、紙袋一杯に買い占めてしまうという経験をした人も少なくないはず。自分が興味を持っていなかった方面の本の存在を知ることも結構あるし、その気付きが新しい道を切り開くこともある。

ただ、指摘されている通り、即物的に求めている本を買うだけならばアマゾンの方が便利すぎるし、その方がコスパは良い。売上につながるのは購入するか否かの部分だから、いわばアマゾンに美味しい所どりをされている感じとなる。


本屋の類が消えていくプロセスは、まさにあるある話で色々とツライ。また現状に本屋さんやら既存の流通が対応しきれていないってのも理解はできる。出版社側がアマゾンなどの通販での販売実績を人気の精査に加えないので、アマゾンでの予約じゃなくて本屋で予約して買ってと懇願するってのもよく聞く話(最近ではそうでもないケースも増えているけど)。

ただ、ネットで世の中が動いているのも否定できない話で。いっそのこと本屋そのものをVR化して、そこで本の注文をできるようにするのが一番イージーなんじゃないかな、と。多様な本との出会いもできるし、出版社側の販促キットも品切れを起こすことは無い。閑散地でも本屋に足を運べるわけだ。電書ならその場で購入してすぐに読めるし、物理的な紙の本でも通販同様に買えるからね。

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このページは、不破雷蔵が2020年1月15日 07:06に書いた記事です。

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