スープを残して塩分をカットするガイドラインを設けたカップ麺容器

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「しおケアカップ」とは、お客さま自身で内側下線までスープを残し、摂取する食塩相当量を調整できるようにしたカップです。カップ内側下線までスープを残した際に、摂取する食塩相当量の目安がひと目でわかり、手軽に食塩摂取量をコントロールすることができます。

機会があればスープ付きのカップ麺の成分量を見てほしいのだけど、その類のカップ麺の塩分はその多くが、恐らくは2/3~4/5ぐらいがスープ側にあったりする。要は全部のスープを飲み干すという前提で、スープの、そしてカップ麺全体の塩分が提示されている。

スープもカップ麺の構成要素に他ならず、屋台などでラーメンを食べる時にはスープまでがっつりいただくってのが当たり前になっている人も多いだろうけど、塩分のことを考えるとあまりお勧めできない次第。

ならばカップ麺の容器にガイドラインをプリントして、せめてここまでスープは残そう、残した塩分をこれだけセーブできるよ、というアドバイスを施すというもの。

コロンブスの卵的なアイディアで面白いといえば確かに面白い。技術的なハードルはほとんど無いので、他メーカーも類似のデザインを導入してくる可能性はある。

ただ個人的には、そこまで気にするのなら最初からスープを飲まずに残すように食べればいいとか、スープの塩分の基になる粉末スープなどを入れる量を減らしてしまえばいい(その分味は薄くなるけど)とか思ってしまったりする。実際当方は随分と前からその方法を使い、その上でスープそのものも極力飲まないようにしていたりする。

実のところどのように食べようが、食べる側の自由ではあるのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2020年1月15日 07:18に書いた記事です。

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