しっかし、十三機兵の盛り上がりをステマだという人が思いのほかいて、前のディズニーの騒動がいかに深刻だったかというのを今さらながらに実感してしまいますな。
— TAITAI (@TAITAI999) January 19, 2020
しかも、はてブ見たら、「 商業記事ばかりなので俺もステマにしか見えない」というコメントもあってげんなり。ステマって一般ユーザーの口コミを模してPR情報を投稿することなのでは......という。そもそもの見分けや切り分けも、曖昧なんじゃろーなー。
— TAITAI (@TAITAI999) January 19, 2020
とはいえ、十三機兵の一連の動きがステマっぽいと思われる理由としては、投稿してる人たちに絵師が多く、その中には広告イラストを仕事にしている人が含まれているのが無縁ではないでしょう。こうやって本物も嘘も見分けがつかなくなるのが、ステマ最大の問題点なんだなーというのがよく分かる(・_・;
— TAITAI (@TAITAI999) January 19, 2020
当方自身はプレイをしていないので「十三機兵防衛圏」そのものに関する感想はさておくとして、確かに巷で話題に上っているとの観測は十二分にできていたりする。しかもじわりじわりと声が大きくなっていくあたり、ああこれは中身そのものが良質で、それに火がついて少しずつ広がっていくという、良い意味での口コミでの流行りのスタイルだな、という感じ。絵師といわれる絵の上手い方がほれ込んでファンイラスト的なものを上げていたりするから、なるほど納得感。
ただ一方で指摘されている通り、この広まり方のパターンを悪用した事例が直前にディズニーによってぶちかまされてしまったものだから、大いに不信感を持たれているのも否定できない。ステマが発覚するとやらかした本事案だけでなく、似たように見えてしまうものまで疑われてしまう。理不尽ではあるけど、仕方が無い。仕方が無いけど、やはり理不尽。純粋な「好きだ」の声まで疑われ、首を傾げられ、さらには石つぶてを投げられるなんて。
商業的なライターがやることをみな広告的なものとみなされるのは辛い。っていうか、だから「広告は広告と書く。誰にでも広告とわかるように明示する」というシンプルなルールが重要なんだけど。
— Munechika Nishida (@mnishi41) January 19, 2020
こういうことが起きるからこそ、広告は広告と明言しきゃならない。ばれた時のダメージはやらかした当事者だけに留まらず、業界全体におよび、さらに今後のあれこれへの足を引っ張ることにもなる。
まぁ、実のところ、そこまで思慮を持てるような人なら、そもそもステマなどしない。逆にいえば、思慮の浅い、責任感の無い、意識チャラい系だからこそ、ステマを推し進めてくるのだろうな......と考えると、色々と救いようが無い実情を認識できてしまったりする。
コメントする