自殺者減少という実情に「行方不明者ガー」との話に関して、警察庁の行方不明者の統計データ https://t.co/25p7PGTmrj 実は行方不明者数はほぼ横ばいから微増。ただし増加要因は高齢者の認知症によるもの。それ以外の理由では漸減、横ばい。 pic.twitter.com/PIdtMmJmWP
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) January 19, 2020
先日取り上げた自殺者の減少に関連して、行方不明者ガーという話が見られたので、警察庁の統計データを引っ張り出して確認。実のところ行方不明者数そのものは横ばい、あるいは微増の状態。ただしその内訳をみると、増加要因は高齢者の認知症によるもので、それ以外の理由ではおおよそ漸減あるいは横ばい程度。
行方不明者のうち死亡確認は数%。行方不明受理事案の半数近くは行方不明の受理当日に所在が確認されている。 pic.twitter.com/kgpPOMRHMV
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) January 19, 2020
そしてこれは調べた当方自身も驚いたのだけど、行方不明者としてカウントされた人の半数近くは、届け出が受理された当日に所在が確認されていたりする。死亡確認者はそのうちの4.5%でしかない。「その他」の多分を締めるであろう届け出が取り下げられた、つまり自分で帰って来たとか親族が発見したとかいうものに関しては、全体では9.4%だけど、認知症では0.8%しかない。色々と厳しい現実が数字から浮かび上がってくるのだな......と思ったけどこれ、単に所在確認された割合が多いからだけなのか。
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