ワークマンの楽天からの撤退、NIKEのAmazon撤退もそうだけど、プラットフォーマーがここ最近イキり倒し過ぎて、ブランド力のある所は続々とD2Cに舵を切って、プラットフォーマーにはカスしか残らない、10数年前にスーパーで見られた「何でもあるけど欲しいものは何もない」状態になるのかな。
— ボヴ (@cornwallcapital) January 24, 2020
先日はそういやNIKEがアマゾンから撤収したよな、という話を思い起こしながら楽天からのワークマンの撤収話を見ていたら、やはり同じようなことを考えていた人はたくさんいたようで。単にブロックされて撤収せざるを得なくなったのではなく、メリットとデメリットを天秤にかけてデメリットの方が重たくなったからという当たり前の判断によるものだろうけど。
それでは何でアマゾンなり楽天に支店的なものを出すのがデメリットとなるのかというと、指摘の通り巨大化による悪癖とか傲慢さが耐えきれないものとなったという次第。見方を変えればメリットの方が大きいであろう中小の企業にはポータルを利用する価値はまだまだ高いけど、大手で独自の販路を作れるようなところなら、メリットはあまり見いだせなくなってしまう。プラットフォーマーというかポータルがイキり倒し過ぎるってのは言い得て妙。一言でなら傲慢化。「何でもあるけど欲しいものは何もない」となる可能性も否定はできない。
まさにそれですね。特にアマゾンのPCとかモバイル系のグッズなんかは中華系のサクラレビューでグチャグチャになりました。もう、Amazonは
— polaris (@Polaris_sky) January 24, 2020
クラウドコンピューティングのAWSや配信サービスのAmazonPrimeといったサブスクリプションサービスで食べるつもりでしょうし。
Amazonはインチキレビューやニセモノ業者が跋扈して、悪化が良貨を駆逐する状態になってるから、マジメにやってるブランド力のある事業者からしたら、わざわざ高い金払って出店する意義が乏しくなってきてる気はしますね。 https://t.co/MyReDZKff1
— ボヴ (@cornwallcapital) January 25, 2020
イキり倒しというか巨大企業病的な状態の一つが、指摘されている口コミシステムの崩壊。問題は何度となく指摘されているけど、本気で対処しようとする意気込みが見られない。以前も解説したけど、厳選されているはずのマケプレ業者が今やインチキ商品の宝石箱状態となっているし、それが多分に関与しているであろうインチキレビューが跋扈していて改善する姿勢がほぼ皆無。言葉は悪いけど品質というか信ぴょう性ではスラム街の屋台街レベルのものになっているところもある。
大手プラットフォーマー、特にアマゾンは、今の問題をどのように認識しているのだろうか。AWSで食っていくから無問題という意見もあるけど、売上の限りではまだまだ無理。今の5~6倍ぐらいの規模にならないと。
コメントする