文科省(やその委託先)から時々、研究時間は何時間確保出来ていますかみたいな調査が来るのだけれど、細切れの時間を合計してもあんまり意味がない。連続した時間がどれだけ取れるかが重要なの。5分の中断は5時間の手戻りと思って欲しい。 pic.twitter.com/qHvFIBm3Xn
— Ichi(@kanaya) January 25, 2020
すべてがこれに通じると思う。自転車で走ってるのを一度止めてしまうと漕ぎ出すのが大変で元のスピードに戻るのに時間と体力が要るように、勉強も家事も......走り出した脳みそを一旦止めてしまうと、元のスピード(ここでいう能率)に戻すのは大変。
— ささくら (@micchan_aho) January 26, 2020
時間はその長さで足し引きはできるけど、単純に足した時間がそのまま数字そのものの長時間の効率とイコールにはならない。その時間の中で手掛ける作業の勢いとかノリとか思考の体制とかがあり、実際にはその時間の中でも実効率の度合いに差が出てくるから。もちろん逆に、長時間ずっと同じことに注力していると疲れが生じて効率が落ちるので、連続する時間は長ければ長いほどいいってわけでもない。適切な区切りが必要。
これって色々な例で容易に理解ができる。学校の授業の長さとか、睡眠時間とかね。1日7時間寝ればいいからといって、1時間ずつを7回に分けて寝たとしても十分な睡眠を取れたことにはならない。時間の上では1×7=7で7時間寝たことには違いないのだけど。また逆に、徹夜して作業をしても傾注時間は単純計算で増えていくけど、効率はめがっさ落ちるよね。
数理的には単純に睡眠時間を足しただけでは意味を成さない。一定の連続した時間をどれだけ確保できるか、それが大事。数字の上での管理は難しいけれど。
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