2019年の本の年間店頭売上動向

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「店頭」とあるので直売とかネット通販とかは除外しているのだろうな、詳しくは書いてないけどという感じのある2019年の本の売行き動向。ああ、「当年・前年共に売上データが取得できている店舗」と書いてあるのでそれで間違いないわ。

で、児童書とか学参が思ったより弱いな、というのはさておくとして、コミックとか少年雑誌がやたらと強いんだよね、これ。説明にもある通り、「鬼滅の刃」が一人でぶん回したという感じがする。この類のヒットセラーが年に半ダースぐらいの頻度で登場するのなら、出版業界もかつての盛り上がりを取り戻すことができるのだろうけど。


「鬼滅の刃」効果は当然としても、青年誌でも前半期で大きく盛り上がっている。これは一体なんだろうって感じ。児童誌の年末の盛況ぶりは、もしかすると幼稚園とか小学一年生とかの付録付き雑誌が頑張ったからかなーと。

またツイートでは触れていないけど、「開発品他」、つまり付録がメインとなっているような一般向け雑誌もえらいことになってる。2019年1月なんてプラス97.4%も出てるんだよね。もっともこれ、元々の売上が小さいので比率が伸びやすいのかもしれないけれども。

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このページは、不破雷蔵が2020年2月22日 17:39に書いた記事です。

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