現政権がどうなるかはどうでもいいのだが、-6.3%は直近四半期の数字が1年間続いた場合の話であって、2019年は普通に0.7%のプラス成長なんだよな
— 白鳥 (@shiratori07031) February 23, 2020
台風も消費税増もない、今まで後塵を配してきたドイツよりは成長してるので...
-6.3%を強調しても皆その事実を知っているから反応は薄いのではないかと https://t.co/DsSYqdi5LU pic.twitter.com/up7XiBhX6O
先週発表された2019年10-12月期のGDP(国内総生産)が前年同期比でマイナス1.6%、年換算でマイナス6.3%になった件。色々とあちこちでご意見が挙げられ、その少なからずでツッコミをフルスロットルでしたくなるような話があったのだけど、勢いがついているうちは例え正論を述べたところで吹き飛ばされるか勢いだけでぶん殴られるのがオチなので黙っていたけど、そろそろいいかなということで。
指摘にもある通り、マイナス6.3%はあくまでも単純に四半期の値を4倍したまでの話。その方が分かりやすいからということだけど、それをリーマンショック時の1年通した上での前年比と比較して云々ってのは少々オカシイと気が付いてほしいものではある。100メートル走で11秒で走れたら、400メートルなら44秒で走れるよね、という感じだ。無理だな。
四半期単位でのGDPが下がろうが上ろうが、年率換算するのはあくまでも目安であって、確定した過去の年率のGDPの動きと単純に比較すると奇妙なことになる。無論、経済の流れが今後もずっと同じ動きならば、単純に4倍して年率と同じとしてもいいのだけど。
第一指摘にもある通り、暦歴での年率はプラス0.7%と出ているのが吹き飛ばされてしまっているのが変だよね、という感じではある。
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