先日の総務省統計局の話。日本のチョコレートなどへの支出傾向をグラフ化してみる(最新) https://t.co/L7rnMBjcZD でイレギュラーが出た、チョコレート支出金額の山口市の件でした。統計上のぶれで単身世帯にて無茶苦茶買った世帯がたまたま当たったらしいけど、除外するまでのものでは無いとの事。 pic.twitter.com/RBL9KESw0O
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) January 31, 2020
都道府県別に区切ると該当世帯数が少なくなるから、このようなぶれが影響として出やすい。過去数年間のと合わせて平均化するという手立てもあるけど、手間を勘案すると現実的ではないのですよね。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) January 31, 2020
バレンタインデーに先駆けて先日更新を行った、家計調査を基にしたチョコレートなどの支出金額の動向。要はどれだけチョコが買われたのかを都道府県別に見たものではあるのだけど、2018年分ではちょっとした事案が発生した。
記事を見れば分かるけど、山口県山口市の値がケタ違いに大きなものとなっている。グラフの通り、誰がどう見てもイレギュラー。何度か基データを見直したけど作成の際にミスはしていないし、どうしたもんだろうかと。
さらに調べてみると、二人以上世帯では山口県は少々額が大きいだけでここまで差は出ていない。単身世帯は都道府県別のデータは無いけど、総世帯=単身世帯+二人以上世帯だから、単身世帯で思いっきりチョコレートを買いまくった世帯が山口県にあったことは想像に容易い。
一応問い合わせた方がいいだろうなということで統計局に問い合わせたところ、即日のうちに返事が来た。結論としては、データ上のミスではない。
詳しく説明すると、単身世帯で飛び抜けた値が出ていることだろうのは分かる。集計時にあまりにもおかしな値は除外するが、今回の値はそれには該当していない、都道府県別に区切ると母数が少なくなるので今回のようなことが起きる可能性は多々ある、数年間の値を累計してその平均値を使うなどした方がよいかもしれない、などなど。
過去の値を足して平均化するってのは熱中症の年次データとか交通事故の話ででやってるけど、時間が異様にかかるんだよね。しかも今件は項目が多い。ちょっと無理。
まあ、元々山口県はチョコの消費額が大きいんで、たまにはこういうこともあるよね、ということで。
それにしてもこれ、単純計算すると年間で5万円ぐらいのチョコを単身世帯では買っている、下手をすると数十万円ぐらい買う単身世帯があったということになる。どれだけチョコ好きなんだろう。
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