2019年、米国人は映画へ行くより足繁く図書館通い https://t.co/MYMJBRG9J2 「この1年間でどの程度の頻度で行ったかを尋ねた。もっとも頻度が高かったのは図書館で、通った回数は1人あたり平均で10.5回だった。2位の映画館での映画鑑賞(5.3回)、3位のスポーツ観戦(4.7回)のほぼ倍」
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) February 7, 2020
この調査は、米ギャラップが2019年12月上旬、18歳以上の1025人を対象に行ったもの。映画やコンサートといった文化的な娯楽やアクティビティについて、この1年間でどの程度の頻度で行ったかを尋ねた。もっとも頻度が高かったのは図書館で、通った回数は1人あたり平均で10.5回だった。2位の映画館での映画鑑賞(5.3回)、3位のスポーツ観戦(4.7回)のほぼ倍だった。
ギャラップの調査結果を基にした米国におけるカルチャー系の行動性向のお話。映画館にいくより図書館に行きまくりじゃん、ということではあるのだけど、なんかちょっと違和感。幸いにも一次ソースのギャラップの調査結果はすぐに見つかったし、そこには調査全体のレポートも掲載されていたので、確認と。
一次資料は In U.S., Library Visits Outpaced Trips to Movies in 2019 https://t.co/Z76IMpn67p 中央値だと図書館2回、映画館3回、ライブスポーツイベント1回、音楽のライブ2回、国立公園・歴史公園1回、博物館1回。要は図書館は通う人が通いまくりな次第。 pic.twitter.com/WqUQGDaQI4
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) February 7, 2020
実のところ平均値の上では図書館通いが多いってのは事実ではあるけど、中央値では映画館の方が上、音楽イベントなどと同程度。要は図書館通いをしている人は無茶苦茶利用回数を重ねているということ。さらに「平均値の算出では回数ゼロも含みます」とあるので、図書館に通っていない人もかなりの数に上ることが予想される。
過去のデータを検証していないので分からないけど、恐らくはこの傾向は昔から変わらないのではないかな、という気がする。
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