出先の薬局にて。震災後の流通困難による品不足を想起させる「マスク完売」「月曜納品無し」のお知らせ。消毒系のアイテムも不足気味でした。 pic.twitter.com/VpYbejgQzH
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) February 9, 2020
少なくとも自分の観測領域内での話ではあるのだけど。1月下旬頃に「マスクの品切れ状態がちらほら見えてきたな」「1人1セットまでというお知らせがいくつか見かけられるようになった」という話はすでに過去のものとなり、今ではむなしく品切れなどの告知ばかりが見られる状態。
いや、入荷はそれなりにしているのだけど、開店と同時に行列を成していた人がその列のまま配給的な形で買い求め、あっという間になくなってしまう。最近では除菌関連のアイテムまで品不足状態。
個人的にはマスクは以前から花粉症対策やら喉の荒れ予防のためにまとめて買っておいたし、除菌アイテムも普段使いしているポンプ式の石鹸などを早期に買い増ししているので、特に不足感で頭を抱えるようなことはないけれど、マスク完売などの貼り紙を見ると心が痛むし、震災後の流通網の混乱で生じた品不足が思い出されて、これもまた傷みの原因に。
先日も例えられていたけど、オイルショック後のトイレットペーパーとか新型インフルエンザの時のマスクと同じで、需要が通常使用時のもの以上に底上げされているので供給が追い付かない状態になっているだけの話。ただ新型インフルの時とか震災の時と比べると、マスクなどは個人でも扱いやすいし、ネットオークションなどで流通もしやすいので、転売の餌食になっているところが少なからずあるのではないかなというのが正直なところ。米騒動の米問屋みたいなものだ(いつの時代だ)。
実のところマスクの新型コロナウイルスに対する実効性は想像されているものよりはるかに少ないし、むしろ手洗いなどをしっかりした方がよいってこともあるし、1、2週間もすればテンバイヤーが頭を抱えるような事態になるのではないかな、とは思う。
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