出発時に成田で集合した時点で、血圧の薬を忘れた、と申し出があった(身上書には既往症、持病なし)。で空港の医務室に薬を貰ってこいと。診断無しで薬が出るわきゃないので、半ば強引に医務室へ引っ張る。で曰く「白くて丸い血圧の薬を出せ」
— 三十郎 (@sanjuro2) February 9, 2020
自分が服用している処方薬の一覧が掲載されているお薬手帖。いわば自分のデータスペック帖のようなもので、ラノベならばステータスオープンとかしゃべると表示されるあのウィンドウの一部みたいなもの。だから一冊にまとめた方がよいし、できれば常に持ち歩いていた方が良い。何かあった時に「自分はこんな薬を服用しています」ということが第三者にも認識してもらえるし、自分自身も確認ができるから。
自分自身もってのは、いつも服用している薬の形状や色は分かっても、名前をどれだけ知っているかと考えれば、すぐに分かるはず。何かお腹の調子をよくするもので、白っぽくて大きさは数ミリで緑色のシートに封印されているとかいうレベルでしか覚えていないだろうから。
1つ2つならまだ覚えられるだろうけど、3つ以上の服用をしているなら、絶対にお薬手帖の類は持参しておくべき。昔は保険証のコピーを云々という話がよく知られていたけど、今ではコピーではアウトという話も多いのでそのものを持参するのとともに、お薬手帳はコピーでもよいから持っておこう。お薬手帳は服用している薬の実態が分かればよいのだから、コピーで十分。
最初の話に戻るが、乗客が「薬が不足している」ってサイン出してるの見て、何の薬とか、名称が記載されてないのをみて「そりゃ届かんわ。届けようが無いわ」と思ったのである
— 三十郎 (@sanjuro2) February 9, 2020
急病の観光客を引き受けてた経験からすると、まあ持ってないよね>旅行客のお薬手帳問題
— KGN (@KGN_works) February 10, 2020
ぶっちゃけどうにもなりません。
例の豪華客船の話で個人的な服用の薬が不足云々というのが出ているけど、それではその人達は自分の薬がどのようなものなのか、何の薬が不足しているか分かった上での話なのだろうかと考えてしまう。
急にそういうことを言われても分かるはずは無いだろう、とお怒りのお言葉があるかもしれない。だからこそ普段からリスクを考慮し、コピーでも良いからお薬手帳は持っておくべきなのだよね。最新の部分をコピーして財布なり運転免許証の手帖に挟み込んでおけばよい。あるいはスマホに写真を撮っておくのもありかな。無論文字が読めるレベルでの取り込みが必要だけど。
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