漫画などで人がコケて身動き取れなくなっていたり死んだような状態での擬音「チーン」って、仏壇のこれの音っぽいけど、これの名前は「お鈴(おりん)」というそうな。風呂場での擬音「かぽーん」が風呂桶(湯桶)の音なのと同様に、起源を知らない人も多そう。 pic.twitter.com/FJctmlFNto
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) February 17, 2020
先日見た某漫画で死んだように見える対象の擬音に「死ーん」というのがあって、そういうこういう時は普通「チーン」だよな、さらに死んでいるように読ませるために「死」を使ったのかということを思いつつ考えたこと。
由来辞典の類を調べてもそれっぽい表記は無かったのだけど、この「チーン」って恐らくは仏壇にあるお鈴を叩く時の音だよな、ということで覚え書きとして。そもそもお鈴(りん)という名前すらあやふやにしか覚えてなかった。叩く棒の方は鈴棒とか撥(ばち)と呼ぶのだそうな。あれを叩いて音を鳴らすことで、祭っている方へのあいさつとするとのこと。お祈りする時の拍手みたいなものかな、と。
ただこの「チーン」って、由来を知らないと何でそういう擬音を使うのか分からない人も出てきているのではないかな、と思ったりする。お風呂場での擬音「かぽーん」が風呂桶(湯桶)が床に当たった時の音と同様に、単純に信号化というか合言葉的なものとして認識されているかも。
「チーン」という音の由来を知らないと、「何で死んだときに電子レンジの音がするんだろう」と思う人も出てきているかもしれないな、と思うと色々とこみあげてくるものがある。
実のところこの「チーンという音はお鈴が由来」という話も、あくまでも推定であって完全に正しいというわけではないのだけどね。
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