匿名実名の問題が色々と出ていますが、要は情報発信者の情報の紐づけができるか否か。いわゆる「名無しさん」「Anonymous」が匿名として信頼できないのは事実ですが(書き捨てができますので)、実名でなくとも対象者の紐づけができれば問題は無いかと。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) February 18, 2020
この問題、震災後に一部有資格者らによる実名至上主義の強要で大きな問題となった記憶があるのですが、思い違いですかね。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) February 18, 2020
またぞろ実名を出せとか実名を引っ張り出して脅迫同様の行為を成すという話が出てきたので。実名だから偉くて信ぴょう性が高く、匿名だからくずで卑怯者で信ぴょう性が低いという認識はまったくの誤りで。いわゆる不特定多数の中の一人としての行動ならば信ぴょう性が低いし卑怯者といわれても仕方が無いけど(これってつまり新聞などの匿名記事も同様だよね)、匿名でもハンドルネームなどを利用していれば、該当者の情報の紐づけができるので、匿名だから云々ということは無くなる。
要は実名ってのはその当事者の他の情報との紐づけができるツールがあるってことに過ぎないわけだ。そのツールがあるのなら、別に実名でなくてもかまわない。
この問題って、震災後に一部有資格者らによる実名至上主義の強要で大きな問題となった記憶があるのだけどね。実名をさらしてリスクを背負っても大丈夫な人ってのは、実のところさほど多くない。そういう人達は「自分はできる」とやっても別にいいんだけど、それを他人に強要しちゃいけないし、区分の材料に用いるのはよくない。
実名の人の貼った情報ソース見に行ったらツイート内容とまるで違うことが書いてある...とかありますからね。 https://t.co/lhlNVKt7Mk
— じょにべえ (@enuswinslow) February 18, 2020
指摘にあるように、実名の人であってもスットコな事例はいくらでもある。実名は信ぴょう性の担保にはならないのだよね。また実名云々は別としても資料として掲げられていたものが実は資料でも何でもなかったり、資料ではあっても書かれている内容が別物だったということは結構ある。多くの人は資料の提示で信じてしまい、内容を精査するには至らないから。
ただこの手法、新聞社でもよくやらかすので始末に負えない。ソースすら張っていないことが多分なんだよね。
コメントする