このグラフに象徴される疫病対策のアメリカでの評価と、このグラフは元々CDC(アメリカ疫病予防センター)が2007年に発表していたモノだという一連のツイート。CDCが提唱していた医療リソースの限界点を超えない対策を、日本政府は忠実に実行しているのではないかというお話。 https://t.co/rqHUWUp1uN
— 松田未来 「夜光雲のサリッサ」単行本第4巻発売中! (@macchiMC72) March 9, 2020
これが大元のグラフだそうです。CDCによれば、伝染病の致死率が1%を超える場合を想定した時に公共施設や学校の閉鎖による伝染拡大の抑制が提唱されるという事で、この提唱を日本政府はいち早く実行したのでは、という見方が出来るわけですね。 pic.twitter.com/ii4BJFh25v
— 松田未来 「夜光雲のサリッサ」単行本第4巻発売中! (@macchiMC72) March 9, 2020
.@cu6gane さんの「日本は一早くCDC準拠のコロナウイルス対策をしてたのではないか!?Ricky Elwood氏の連ツイ解説」https://t.co/bkwJdkkpfX をお気に入りにしました。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 9, 2020
先日からちらほら見かけるようになった、感染対策のコンセプト的な概念図。なんか細かい部分で色々と揶揄している人も見られるけど、自然災害における防災と減災の考え方と同様に、そしてリソースの有限さを併せ考えると、ベターな考え方には違いない。
で、その概念の大元はどこよ、ということで色々話が出ていて、2007年にCDCが対インフルエンザのレポートというかガイダンスを作っていて、それに載っていたやつでは、ということらしい。
大元はCDCの2007/02の論文 Interim pre-pandemic planning guidance https://t.co/msRHrauI6r (Community Mitigation Guidelines to Prevent Pandemic Influenza -- United States, 2017 https://t.co/3thgbna25K 経由)https://t.co/jr1WXtJSzw 一次ソースを確認したがる系当職 pic.twitter.com/gTEt61VeVR
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 9, 2020
2017年の米国でのインフル流行の時にはこんな感じで色々と。 pic.twitter.com/OZhcHWU5fV
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 9, 2020
そこで掲載されているキーワードなり画像パターンをもみもみして、探した結果がこれ。話の2007年に間違いはないのでおそらくこれだろう。その原典を少々意訳してみたけど、それより過去に似たような図があってそれを参考にした云々って話は見当たらないので、多分これが一次ソース。2017年のインフルエンザ流行時にも同じ考え方が用いられている。
結局のところ流行する絶対量は大きく変化させることは難しいので、せめて流行度合いを下げて時間単位でのオーバーフローを起こさないようにしようというもの。お店に一度にお客が来てもさばききれないから、男性は偶数日、女性は奇数日にのみ入店可能とするようなもの。
今後このグラフに関して色々と揶揄なり卑下なり「俺が創った」的な話が出てくる可能性は否定できないので、覚え書きとして。
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