英製紙業連合会(CPI)の声明 https://t.co/F8rrUGJevR ティッシュは、リサイクルまたは未使用の持続可能な木材繊維で。リサイクル繊維は、主に英国内または欧州諸国から供給されます。紙のティッシュは通常、繊維のブレンドで、主に針葉樹と植林で育てられたユーカリは、欧州、南北アメリカから供給
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 15, 2020
ツイッターのタイムライン上にイギリスでもトイレットペーパーが買い占めにあって棚が空になったとか、原材料の多分が中国からの輸入だから輸入がストップして在庫が無くなるという噂が出ているとかいう話があったので、色々と探って的確な情報のソースを。OECDか世界銀行あたりで、各国のトイレットペーパーの需給状況のデータとかあるといいんだけど、さすがにそういうのは無いか。
で、イギリスの場合、材料の多分はイギリス内、あるいは欧州各国、そして南北アメリカから供給されるとのこと。中国、入ってないやん。
「一部の報道では、中国から大量のティッシュが輸入されていると誤って示唆されていますが、これは事実ではありません。グローバル市場の一部として、英国への輸出があるが、それは市場の約2%でしかない。すべての製品は、到着までに少なくとも4週間かかる船で輸送されます」
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 15, 2020
イギリスも言ってることは日本と変わらない。パニックで買ったり備蓄する必要はない。製造と流通は正常に機能している。短期的な需要増加に対応するために生産量を増やしている。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 15, 2020
中国からトレペを輸入しているのは事実だけど、イギリスの市場内では2%でしかない。
英製紙業連合会も相当困惑しているようで、サイトのトップを見ると分かるのだけど、あちこちで注意喚起出しているし、ここ数日はそれ系の話ばかり。一時的な需要過多でパンクしているだけの話なんだよね。
まぁ、トレペは腐るわけではないし、年単位では持つからってのもあるのだろうけど。宇宙人がこの様子を観察していたら「なぜ地球人はパニックになるとトイレットペーパーを求めるのか」と不思議がるかもしれない。あるいは信仰のようなものと思うかもしれないな。
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