(トイレットペーパーって保管をいい加減にしていると、臭いや湿気を吸い取って大変なことになるのだけど)
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 16, 2020
界隈の動向を見るに、主に高齢者がトイレットペーパーを山のように買い集めて自宅に備蓄している感は否めないのだけど、経験者としていくつかつらつらと。いや、当方は新型インフルエンザの時から色々と日用生活品の防災用備蓄について検証したり調べたりしていたから(賞味期限30年とかいう、米軍のレーションセットも購入した。なぜかアマゾンで売っていた)。
トイレットペーパーって一部の簡易空気清浄機のフィルタにも使われるように、吸収力が非常に高い。さらに経験した人もいるかもしれないけど、湿気を吸い取る能力にも長けている。無論、購入時のトイレットペーパーはしっかりとパッキングはしてあるはずなんだけど、備蓄する、移動させる時に弾みで傷がついて穴が開いてしまうかもしれないし、まったくどこも傷ついていなくても時間経過とともに少しずつ空気が入り込んでしまうもの。あとは虫が食いついてしまうリスクも考えられる。
それこそ半年とか1年ぐらいなら問題はないのだろうけど、数年単位での備蓄となると、いざ開けてみたら匂ってしまっていたり湿気でぐちゃぐちゃになっていた、なんてことも十分ありうる。それこそトイレの上にロール単位で出して積み上げているなんてのは問題外。
10年保証 災害備蓄用トイレットペーパー 12ロール入り Stockpile Toilet Paper https://t.co/pABpAp3vTZ 覚書 pic.twitter.com/hsQbuL1Tdj
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 17, 2020
無論このような形で、長期間の備蓄を前提にしてパッケージされたタイプのものもあるので、トイレットペーパーは絶対に長期保存ができないというわけでは無い。ただ、一般販売されているものは、こういう対処がされていないから、どうなるのかな......と。
経験則として。新型インフルエンザの時に備蓄したトレペのパックは、冷所・暗所・低湿度の場所だったこともあり、使用することは可能だった。ただ、やはり新品と比べると少々臭いがするかな、という感を覚えさせる。個人利用ならともかく、他人への譲渡などには使えないわな、これは。
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