「「日本、独裁政権のよう」ニューヨーク・タイムズが批判」の記事。そもそも2019年7月6日の日付のがなぜ今更と考えると以下文字数。悪しき思惑に踊らされてはならぬ。 pic.twitter.com/ZmDiCCDlBR
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 21, 2020
先日ツイッターのトレンドで持ち上がった「独裁政権」というフレーズ。色々と精査したところ上記の記事を指してのものだったんだけど、いくら探しても一次ソースとなるニューヨーク・タイムズの原典が見つからない。翻訳記事だとしても数日ぐらい前だよなあ......という違和感の中でよく確認してみたら、大元の記事の日付は2019年7月6日。半年以上も前のじゃん。なぜ今更こんな昔の話が再度持ち上がったのだろう。
あえて挙げはしないけど、この記事を引用してツイートをしている人は多分に、それがつい先日の記事であったかのような語りをしているので(恐らく日付まで読んでいないのだろう)、そのような話としてさらに拡散されてしまっている。デマというかタイムフェイクというか、騒ぐためのネタのリサイクルって、こうやって行われるのだな、という感じ。
去年7月の朝日新聞の記事を今更のように騒ぎ出して「独裁政権」のフレーズをトレンド化した犯人、ほぼ特定。リアルタイム検索でトリガーとなった2人を確認。いつものアレな人達でしたとさ。あえて名前は出さず。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 21, 2020
昨日の今日というレベルの話だったので、サーチも比較的楽で、リアルタイム検索を駆使したところ、今回の騒動の火付け役を確認できた。主に2人の人物で、一人は報道関係、もう一人は元自治体の偉い人。両方とも常日頃から社会や体制や政権にガーガー言っている方。つまりはそういうこと。嘘つくように息をするライフスタイルの人達のネタが広まってしまった次第ではある。
コメントする