【不破雷蔵さんのコメント】参考までに。 リーマンショックなどを受け2009年に実施された定額給付金事業... ▼市場変動高まっており不正監視強化、必要なら追加措置=金融相 https://t.co/3yfVPvgwhZ
— 140gnews (@140gnews) March 24, 2020
現時点で必要なのは失血状態になっている経済に対する輸血であり、不足している栄養分の補完とかではないのだから、消費を活性化する施策は後回しにして、まずは何より支払い手立てをサポートするための現金給付と租税公課の免除や支払締切延長などが最優先課題だったりする。金融危機の時とは状況が違い過ぎるからね。
それはさておき。定額給付金には経済効果など無い云々という話が出ていたので、2009年の際にリーマンショックに対応する形で行われた定額給付金についてその効果を検証した資料をいくつか覚え書きとして。
定額給付金の経済効果」について https://t.co/eIafdd4eIB 定額給付金によって、受給月に(受給額の、以下同じ)8%分に相当する消費増加。 pic.twitter.com/pGUQ4rWbSR
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 19, 2020
政策課題分析シリ-ズ8 定額給付金は家計消費にどのような影響を及ぼしたか -「家計調査」の個票データを用いた分析-(内閣府) https://t.co/7SVPRTcdy7 「定額給付金の給付は,恒常所得仮説が示唆するよりも大きな消費増加効果をもたらし,その大きさは世帯属性により異なることが示された」
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 19, 2020
リサーチデータ(2009年)定額給付金に関する調査|楽天インサイト https://t.co/ggFOIN8Q4u ちょっと調べただけでわらわら出てくる。忘れられがちなのが、この類の話が出ると、(良い意味での)便乗商法の類が山ほど出て二次的な活性化が期待できること。給付金キャンペーンとかね。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) March 19, 2020
いずれも一定以上の経済効果は確実に出ているし、貯蓄はされるけれど大部分というわけでもないことも分かっている。そもそも現金での給付金の意義は、流動性の高いものを手渡して多様な方面に活用してもらうということ、何より租税公課や家賃やインフラ系の支払いなど、非消費支出部分への手当てをしてもらうって点にあるのだからね。商品券ではそれはできない。換金ショップで売るということになって、余計に歪んでしまう。
商品券なり消費税率引き下げは次のステップ、落ち込んだ景況感の引き上げで行えばいい。まずは輸血、心臓マッサージの類の手当となる現金の支給がなにより肝心。
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