医療のカードって「HP10回復」みたいなプラスの効果のみのカードはほとんどなくて、「腎機能-1して心機能+2」とか「細菌に5ダメージ、フィードバックで肝臓に3ダメージ」とか「HP-10するかわり胃がん属性の敵を墓地に送る」とかそういう微妙なカードの組み合わせで何とか戦うゲームだってこと。
— Dr.コーギー (@Dr_corgi_) March 27, 2020
医療は単純にヒットポイントが回復するとかマナが満たされるというようなプラスの効果のみを発するものはほとんどなくて、何らかのネガティブな副作用とともに効果が得られるものがほとんど。カードゲームをあまり知らなくても、お薬の実情をある程度分かっていれば、容易に理解はできるはず。要は副作用の無い薬は原則的に存在しないというもの。
それらのカードの中から色々な組み合わせを考慮し、一番効果が出て副作用が少ないものを選び、実行していくことになる。カードの使い方を間違えると、よくネタ話として出てくる「死んでもいいから健康になる」という話になってしまう。そう、医療って実のところ「不健康になるけど死なない」というものでしかないのだな。あとは人間の自然治癒力でネガティブな部分を塞いでもらうよう期待するしかない。
似たような概念としては、以前も取り上げたエナジードリンクの話がある。あれを飲むとすこぶる元気になってパワー満点的な状態になる。いうなればHPとMPがフル回復するエリクサーみたいなもの。でも代わりにHPの上限値が1削られてしまう。多用していると段々基礎体力が削られてしまう、という感じなのだな。
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