新型コロナウイルスに関するWHOの調査報告書

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新型コロナウイルスの感染が広がっている中国で、WHO=世界保健機関などの専門家チームが行った共同調査の報告書が公表され、感染者の症状の特徴や致死率などについて詳しい分析を明らかにしました。


この報告書は、WHOが派遣した各国の専門家や中国の保健当局の専門家らによるチームが現地で調査にあたり、2月20日までに中国で感染が確認された5万5924人のデータについて分析しています。


あくまでも調査時点での話であって、最終的なデータではないこと(任意抽出のデータとは言い難い)、中国からのデータなので丸のみは少々リスクがある(残念だけど否定もできない)などの問題はあるけど、数量的にまとまった状態でのデータということで、現状では大いに有意義なものに違いない。少なくとも新型コロナウイルスに関する全体像を推し量る上では大いに役立つ存在。


この類の報道では送り手側によるバイアスが多分にかかっているオチが結構あるので(あるいは理解力そのものが絶望的なのかもしれない)、一次ソースを探して覚え書きとして。高齢者の致死率が異様に高くなっているこのパターン、先日示したインフルエンザのそれと似ている気がするのだよね。

ともあれ後でじっくりと精査させてもらうことにしよう。

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このページは、不破雷蔵が2020年3月 2日 07:20に書いた記事です。

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