欧米ではではー、のリベラル()な方々を「出羽守」と最初に表現した人は天才的なセンスだな思ってたけど、オリンピックやコロナ関連で散見される、日本の対応がクソすぎて国が終わるー、な人達を「尾張守」と表現する流派があると知り、詫びさびの余韻を感じてゐる
— ホコメシ (@908_908) March 23, 2020
出羽守、尾張守、たまたま言ったことが当たって「ほら見ろ」とはしゃぐのが備後(ビンゴ)守。 https://t.co/zNwE2xQ5OB
— カラサワ (@cxp02120) March 25, 2020
恐らくはネットミームなフレーズであろう出羽守(でわのかみ)。出羽地方の行政官を意味する言葉なのだけど、主に海外在住者が「自分の住んでいるところでは云々、だけど日本はかんぬん」という形で居住国を比較対象に挙げて他国、特に日本を叩く行為のこと・当人を出羽守と呼ぶようになっている。何でもではではではというところ。実のところ本質から外れていた李、ケースバイケースだから当人の住んでいる国・地域の常識を他国に強制して何の意味があるのかな、という感じ。
で、その出羽守に対し、尾張守(おわりのかみ)なる言い回しがあるという。言葉通り日本は終わりだーと叫ぶ行為・人で、大抵は出羽守同様に他国と比較した上でのお話。さらに後出しジャンケン的なこと、たまたま当たったことを殊更強調するものを「ほれ、言ったとおりだ、ビンゴ!」ということで備後守(びんごのかみ)と呼ぶとのことで、どうしてこうもセンスがいいんだろうと思ってしまう。備後守についてはほぼ同時期に登場した言葉で事後諸葛亮という中国語圏の言い回しもあったな、と。
ドイツより日本の方がコロナ死者の発生を防げてるけど。出羽紙はどうしようもないね。 https://t.co/xnQDTXFYsE
— Conflictwatcher@日米往復生活 (@Conflictwatcher) March 30, 2020
さらに出羽守の派生形として「出羽紙」なるものまで登場。これは守じゃなくて新聞紙の紙ということで、読み方は同じだけど対象が新聞あるいはそれに属する者限定。ともあれ、色々と覚えておくとよいことがあるかもしれない。役には立たないだろうけど。
コメントする