朝日新聞の「布マスクは不要だ」記事と実情と

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この記事以外でも複数の記事で朝日新聞を中心に、例のマスク配布に絡んで布マスクは不要だ邪魔だ害悪だせせら笑う対象だ的な話が出ていたりする。サージカルマスクと比べれば使い方に違いがあるってことをはじめ、単純な有益性では劣るかもしれないけど、元々配布・利用推奨の意図、目的が違うのだから、頓珍漢な話で社会政権叩きやあざ笑いをするのは、新聞社としての品質を疑われるぞ、という感じはある。疑われるだけの品質がまだ残っているかどうかはともかくとして。


紙マスクと布マスクは同じではないし、求められていることが違うし、防疫という観点に限っても方向性が同じわけでは無い。紙マスクではないからダメだという話は、それこそお話にならない。のどの保温効果などと合わせ、症状を自覚できていないけど感染している人が、飛沫を介して他人にうつさせないようにするというのが主目的。自分のためではなく、他人のため、社会のため。


マスク自身ではなくその配布を決めた政府叩きのツールとして布マスクを叩く向きがあるけど、ここ数日で周辺の状況は大きく変わってしまっている...というかその気配は以前からあったわけで。布マスクの配布を叩いている人は、何が目的でそのような行動をしているのかな、と思わざるを得ない。

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このページは、不破雷蔵が2020年4月 4日 08:03に書いた記事です。

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