まぁ確かに政府広報が不十分だとは思うが、それはマスメディアに流すことで全国民へ周知するシステムになってるからであって、であるならば改善するなら政府が国有のマスメディアを持つしかない。
— 扶桑委員会 (@fussoo_moe) April 2, 2020
NHKを国有化して無料放送にしてさらに新聞も国営新聞を作って無料で毎朝全世帯に配布したらきちんと広報できるけど、それやったら民業圧迫だって民放やら新聞やらが騒ぐじゃん?っていう
— 扶桑委員会 (@fussoo_moe) April 2, 2020
新型コロナウイルスの話に関しては、震災後の放射線周りやモリカケなどと同様、いやそれ以上の酷いレベルで、報道界隈の誤報虚報印象操作的な情報発信が目立つ形となっている。その情報に聞き手は右往左往させられて、鉄板の上で跳ね踊るかつお節のような状態になっている。新華社通信とかイタルタス通信(元タス通信)みたいなもの。
ただ電波媒体を国が持つというのは、例に挙げた通信社の国を見れば分かる通り、共産主義とか独裁国家的な感が強いのは否めない。好き勝手に国が放送電波を使って情報提供をするのは危険だ、という思惑を抱く人は少なくない。
だからこそ民間の放送局には、国が呈する情報を正しく速やかに分かりやすく公知する社会的責務が生じている。その責務を果たす対価として、様々な恩恵を放送電波を使っている企業に提供しているわけだ(見方を変えればインターネット経由での「放送局」はそういう関係・しがらみから逃れることができる)。
で、今の放送媒体はその社会的責務を果たしているかな、という話であって、それができていないっぽいから国家がストレートな情報を直接電波で流した方がいいんじゃないかなという話が出てきてしまっている。そういう話が出るぐらいに、現状が報道メディアの品質に関して危機的な状況にあるということに、どれだけの人が気付いているのだろうか。
気付くだけの資質があれば、そもそもこういうことにはなっていないだろうな、と。
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