仮にワクチンの開発が遅れたら、オリンピックはもう一年延期...にしたら、その次のオリンピックまで2年しかないので非現実的だから、実質的に中止になるという考え方は合理的だと考えると、先の中止保険料の件も併せ、中止の可能性が随分と高くなっているような。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) April 19, 2020
新型インフルの時には2012年がロンドンオリンピックだから、タイミングが良かったのか。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) April 19, 2020
新型コロナウイルスに限らず、ワクチンや治療薬の類は総当たり戦的なところがあるから、さくりとすぐに決定打的なものが出せるとは限らない。その実情から冷静に考えると、今のような状況が数か月で沈静化するというのは楽観的でしかなく、多分に2009年の時の新型インフルエンザのような状況になるのだろう。
となると果たして1年の延期で間に合うのだろうかという感はある。半年で準備やら訓練ができるかというと、正直危うい。さらに1年延期の方が無難...ではあるのだけど、もう1年延期となると、その次のオリンピックまで2年しかないから、現実的ではない。開催した年の4年後が次となるってのなら話は別だけど、恐らくそれも難しい。
IOCの方も延期よりは中止の方が、保険関連の観点ではよりマシな選択だという認識を持つものと考えられる。実際、今年末とか来年ぐらいまで新型コロナウイルスが流行していたら、オリンピックどころの話ではなくなるのは否定できない。
中止になったら、日本は新型コロナからの復興と銘打ち、5年計画ぐらいな話をぶち上げるってのもありだな、というかそれぐらいの意気込みが必要。日本版CDCの創設やワクチンをはじめとした医療開発部門への研究投資の充実、医療機関への投資、イベント開催場のようなオリンピック周りで問題が出た方面への解消策。あと財務省への「手当」。
生産拠点をはじめとした産業構造の抜本的な改革も必要...というかこれは自然に起きるはず。独裁国家が有事にどのような行動を取るか、よく理解しただろうから。慢性的なマスク不足一つとっても、中国という独裁国家のカントリーリクスの体現化であることを、どれほどの人が指摘しているか。
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