「説明を求める」は「自分の望む内容を求める」ではないのか

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無論説明を求める行為のすべてがこれだというわけではないのだけど、声高にこの類のフレーズを用いる筋は、得てして自分の望んでいない内容の説明だったから憤りを感じ、自分が望む内容の説明をするよう求めているのが実情ではないかな、という感はある......というかその類のパターンが多々ある。

そのようなケースの場合、事実と異なる方向の主旨が「望む内容」だった時は、いくら説明をしても無意味。事実を違えても自分の思うがままの内容を語るよう、さらには物事のかじ取りを変えるよう、強要しているのと同じなのだから。

単純に説明の内容が難しくて、理解のハードルが高いからもう少し優しく、分かりやすく説明してくれ、という意味での「説明を求める」ならまだいいんだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2020年5月10日 07:20に書いた記事です。

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