4月の自殺者数、前年比約20%減|TBS NEWS https://t.co/gaMwhqnsPI
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) May 12, 2020
新型コロナウイルスの流行とそれへの対応で、世の中は色々と大きく動いている。直接的な対応だけでなく、その対応による副作用的な話も色々と出ている。例えば毎冬流行するインフルエンザの報告数が、今回の冬ではやたらと少なかったこととか。
今回明らかになった自殺者の減少も、恐らくは副作用的なものとして評価されるのだろう。記事では「家族ら同居する人が外出せず家にいることや、職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが要因」との見解があるけど、実際はどうなんだろうか。
一次資料は厚労省の自殺の統計:最新の状況の速報値 https://t.co/IvWwaRnjL4 確かに2月以降大幅に減っている。年齢階層別・動機別の統計は出ていないので原因は不明。 pic.twitter.com/IL1HiiXhdA
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) May 12, 2020
2019年中の統計を見た限りでは、一部で出ている「学校が休みだから」云々ってのは些細なレベルの要因ではないかな、と。 pic.twitter.com/rEO81dboy9
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念の為に一次資料をたどってみたけど、確かに2月以降は有意に、大幅に減少している。速報の段階では年齢階層別の数字や対象者の属性、理由などは明らかにされていないので減少した原因をこの速報値からのみで検証することは難しいけど、減少しているのは事実。
学校や会社に行く機会が減っているのは確かで、それに絡んだ人間関係での悩みによる衝動が減るのは間違いないけど、家庭問題や健康問題、経済・生活問題は逆に増加しそうな感じではあるのだけどね。確定数が出たら、検証に値する動向には違いない。
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