以前、引っ越しのために荷造りをしていたら、押し入れや棚の奥から、存在すら忘れていた非常食や防災用ウェットタオルなどが埃をかぶってわんさか出てきたことがありました。「これじゃ意味ないよ‥‥」とさすがに反省しました。在宅することが多いこの時期に、一度再確認してみてはいかがでしょうか。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 13, 2020
地震や火事などの自然災害の時にすぐに持ち出しができる防災袋とか、今回の新型コロナウイルス流行のように巣ごもりなどの必要が生じる場合に役立つ備蓄品のような、もしもの時の備えというのは、普段は手を出さないものだから、押入れの中とか部屋の隅っことか台所の引き出しとか、目を留めない場所、空いている場所などに置きがち。ただそれって肝心の「いざ必要」というとき、その場所にある事を覚えているだろうか。
備蓄品に限らない。ちょっとした文房具でも似たようなケースは結構ある。ふと必要になったけど場所が分からないので仕方ないからコンビニや100均などで買ってきて使い、使い終えたら「また使う時には」ということで奥にしまい込んでしまう。年末の大掃除や模様替えで、その類のしまっておいた文房具が山ほど出てきて、ダブりどころの話ではなくなってしまう。
整理整頓をしっかりしておけば、この類の無駄は無くなるはずなのだけど、これがなかなか上手く行かない。文房具ならまだしも、非常用品や備蓄品などは、意味が無いって話では済まないこともある。分かりやすい場所に置くよう心掛けるか、せめて月に一度ぐらいはその類のアイテムの場所チェックをする機会を設けるとよいかもしれないな、と。
一方で今回の新型コロナウイルス流行でよく聞くパターンで当方も体験したのだけど、非常用品の整備をすっかり忘れていて、別のものを家探ししている時に目に留まり、探ってみたらほしいものが山ほど入っていた、ということがあるので侮れない。マスクとか石けんとか非常用袋から発掘した人、結構いるのでは?
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