ドキドキ冒険島にはかつて大変お世話になったし何の恨みもないけど、こーいったことをするのはホント勘弁してほしい......。 pic.twitter.com/VeyhEj97Lm
— すずめ出版古書部@通販対応 (@suzume_kosyo) May 26, 2020
当方の行動領域にはこの類のショップは見かけなくなってしまったので、今でも同じようなことをしているのか否かは分からないし、そもそも中古ソフトの業務としての販売は法的にどうなっていたんだっけ、前世紀末だか今世紀初頭にその類の判例が出て無かったっけか......って調べたら、今世紀初頭に「中古品ゲームソフト売買は合法」という最高裁の判断が出ていたのか。
で、中古ソフトを買取して再販売する際に、お店側のラベリングというか、メンテナンスなどをしましたよという証的に行う所業の一つとして、写真にあるような独自のシール貼りがある。元々カートリッジのこの部分のシールって汚れていたり持ち主の名前が書かれていることが多いので、それを覆い隠す意味合いもあったのだろう。独自のバーコードを貼り付けることで管理をしやすくするってのもある。
ただこれって、ソフトの価値というかコレクション製の観点では確実にマイナスとなる。このシールを見ると、やはりめげてしまうのだな。ゲームを遊ぶ上での価値は全く損なわれていないのだけど。
似たような話として、パッケージに渦巻き型などのアルミや板金を差し込んだシールを特殊な溶液で貼り付けるというのがある。これは万引き防止の意味合いが強い。差し込んだ金属部分が店のセンサーに反応して、レジを通していない商品を潜り抜けさせようとするとエラー音が鳴り響く仕組み。そのシールの役割上、なかなか剥がせないタイプのものになっているので、これもまた商品価値そのものはがくんと落ちてしまう。
仕方ないといえばそれまでなのだけど、できればこの類のは止めてほしいなあ、と思うのは当方だけではあるまい。何か別の方法があるはずだろうけど...それはそれでコストの面で割りが合わないのだろうな。
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