コンビニ3社 レジ袋1枚3円に#Yahooニュースhttps://t.co/3egWuAT7Di 「今年の7月1日から全ての小売店のレジ袋が有料化される。それに伴い、コンビニ大手3社が7月1日からレジ袋を1枚3円で有料化することがわかった。消費者にマイバッグの持参を促し、環境負荷の軽減を目指す」
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 3, 2020
スーパーやデパート、ドラッグストアなどではすでに先行しているところも多い、レジ袋の有料化。コンビニ大手三社も7月1日から実施するというお話。
意図は分かるし環境負荷の軽減というお題目も立派なものではあるのだけど、下手をすると割りばしやストローの時のように、「分かりやすいけど正しいとは限らない」「やった側のお気持ちファーストで実情はむしろ足を引っ張っている」という感じがする。
しかもレジ袋に使われるポリエチレンは、エチレンの使い道がなくて色々試行錯誤の末にひねり出されたもので、いわば廃品の活用なんですよ。
— 猫虎 (@schmidkhdk) June 4, 2020
これもっと知られてほしいですね。
— sprite (@lightning_crap) June 4, 2020
ポリエチレンのレジ袋は数少ない、エコロジーとエコノミーを完全に両立できるソリューションだったのに、検証もせず悪者にしてしまった。
しかも燃やす際には炉の温度維持にも貢献、精製燃料の使用量を削減する効果もあるそうです。
良いことずくめ。
ポリエチレンの袋に関してはこんな話もあるし、焼却炉での利便性の話もある。どうも見た目、インパクトが優先され振り回されている感じではあるのだよね。「政府は環境負荷の低いバイオマス素材25%以上のレジ袋は対象外とするが、各社は使用量を減らすため有料とする」とあるけど、なぜ使用量を減らすのかといえば、このような状況では「そのままにしていると叩かれるから」というのが正解だろう。
プラスチック製買物袋有料化 2020年7月1日スタート(METI/経済産業省) https://t.co/Koa6c1VFzx 一次ソース
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 3, 2020
そもそも買物の時のビニール袋の類を減らすのは、それ自身が問題だからなのではなく、それで生じる環境負荷が問題だからという話なのであって。環境負荷を減らしているのなら、袋はそのままでもいいわけだ。これではまるで、自動車事故が無くならないので自動車に乗らないようにしようという運動と、どれほどの違いがあるのか。
また現状のコンビニでは買物袋持参を前提とした構造ではないため、レジ清算が終わった後の商品をお客が自前の袋に詰める場所がない。これまで通り店員に詰めさせるとなると衛生面や管理面での問題が生じる懸念があるんだよね。マイバッグに商品が入りきらないとか、温かいものと冷たいものをごっちゃにしなければならなくなるとか、衛生面とか、防犯面とか。色々と問題が出てくる気がするのだけど、その辺までコンビニは考えているのだろうか。
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