そもそも、ポジティブな感情もネガティブな感情もごっちゃにして「ずる~い!」の一言で済ませる、語彙の貧困な人が問題を増幅しているような気もしますね......
— KGN (@KGN_works) June 2, 2020
「うらやましい」「ズルだ!」「それすごいね」「おお良い方法じゃん」等を全部同じ「ズルイ」の言葉で片づける奴いますから。 https://t.co/4jybElSLqo
「ズルい!」というのは
— KGN (@KGN_works) June 2, 2020
「自分の感情をきちんと切り分け、適切な言葉で表現することが出来ない。『イラストの描き方に文句付ける』ほどクリエイター気取ってるわりには、クリエイターにあるまじき表現力しかないんだね」
というレベルの人の発言だと思うんだよなあ
複雑な感情表現を知らない、覚えるのが面倒くさいので、なんとなくもやっとした感じで包括的な言い回しを使ってしまう。それ自体は言葉の様式として悪いというわけではない。エモいとかもそうだし、美味いも見方を変えればその類のスタイルの言葉に違いない。
しかしながらその類の言い回しを、知り合いの間での他愛もないやり取りで使うのならともかく、見知らぬ第三者や目上の人、仕事の上で使うととんだ大やけどを負うことになる。
本家サイトの国語関連の記事で何度となく触れているけど、この類の言葉って色々な意味合いを包括しているからこそ、耳にした相手がどのような解釈をするかについて、発した側がコントロールできないのが問題なのだよね。ネガティブなつもりで言ったわけでは無いのは分かるけど、相手がその思惑を察してくれるか否かは別問題。しごきを可愛がりと表現したり、せっかんをしつけと言うのと同じとなってしまいかねない。
ま~そりゃ叱られますよね......
— KGN (@KGN_works) June 2, 2020
本人がどんなつもりであれ、「誉め言葉にはなっていない」んですから。クソいい加減な言葉遣いを改めるのが先ですわな。
叱ってもらえるのは良い職場です。 https://t.co/73BGBydebY
あとは、ある機材の構造検討会議で「ヤバい」を多用した若者が問い詰められていた事例がありました。問い詰めてみると「軽量高強度構造が素晴らしい」の意味だったのですが、これも放置するとオオゴトになります。「言葉は生き物で変化してゆくもの」ですが、情報量と精度、確度を減じる方向の変化は
— TFR_BIGMOSA(首輪つきの温和で可愛い大猫) (@TFR_BIGMOSA) June 2, 2020
だからこそ、言葉を学ぶという行為はとても大切なものとなる。自分の心の内にある思いを正しく相手に伝えるための道具を得ることになるのだから。
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