オフィス近くの行きつけの定食屋が、混雑緩和のため時間帯別のダイナミック・プライシング導入してた。興味深い取り組み。 pic.twitter.com/UWqOwuwpg2
— Kohei Katada(@kkatada) June 9, 2020
緊急事態宣言は解除されたけど三密忌避はいまだに必要なわけで。皆が色々と考えて対策を講じている。今件はなるほどなというステキナイスなアイディアだったので覚え書きとして。
混雑しそうな時間帯ほど高い価格帯に設定し、価格の面で混む時間=高い時間を避けさせようとしている次第。時間帯による価格変動って結構支払いとか面倒じゃないのかなと思ったのだけど、前払い制で食券購入で注文するスタイルにして、その食券の色を変えることで把握しやすくなる仕組み。
当日の動向に合わせてリアルタイムで価格を変えるのは難しいだろうけど、日々でそれほど傾向が激変するとは考えにくいので、効果はそれなりにあるはず。
この発想、実のところはすでに多数の場面で用いられている。ホテルなどのオフシーズン料金とか、鉄道でのゴールデンウィーク料金とかがいい例。この価格なら避けようという判断基準は人それぞれで条件によって大きく変わるけど、価格は利用するか時間帯を避けるか来店そのものをあきらめるかの上で、大きな判断要素となるからね。安い時間帯があれば、「ちょっと時間をずらして遅めに食べようか」という選択もできるわけだし。
こういう工夫の仕方は素直に評価したいし、どんどん推し進めるべきではないかな。
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