「熱中症の定義は「高温環境下で体温の調節機能が破綻するなどして体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ発症する障害の総称」であり、日射病、熱けいれん、熱疲労、熱射病等を含むものとします」何気に大切なことが書いてあった https://t.co/UeRjpP1Kpx pic.twitter.com/6vH4xETmfy
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 9, 2020
先日からようやく始まった、消防庁による熱中症での救急搬送人員数のカウントの話。人口動態統計での熱中症の定義はICD-10におけるX30、つまり自然の過度の高温への曝露を意味するのだけど、消防庁でのそれはこういう状況を指しているのだよ、という話。
説明によると「高温環境下で体温の調節機能が破綻するなどして体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ発症する障害の総称」であり、日射病、熱けいれん、熱疲労、熱射病等を含むものとします」とのことで、昔使われていた日射病だけでなく、熱射病やら熱けいれんやら熱ひろうの類も含まれるだな。暑い日差しの中で気持ちが悪くなって倒れてしまう状況も多分に熱中症として判断されるのだろう。何しろそれらは総じて、高温環境下で体温の調節機能が破綻するなどして体内の水分や塩分のバランスが崩れ発症する障害に違いないのだから。
見方を変えれば熱中症リスクを減らすのは、何よりも高温環境下にいないこと、そして水分や塩分を充足することが肝心だということも理解できるはず。普段から言われていることではあるのだけどね。
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