この「アンダーマイニング現象」を利用した逸話に,ポケモンにはまってゲームをやめない息子に対して,母親が「ポケモンを始めたら必ず10体ゲットするまでやめてはいけない」というルールを追加したら,息子はポケモンをする意欲が減って,ゲームをやめたという話がある。 https://t.co/prBCdpHkNO
— ryoaso (@ryoaso2) June 9, 2020
これ、仕事の面白さは自主裁量の高さに比例するのも同じ事が言える。命令られてやるのと、自分で決めてやるのとでは、同じ作業でも雲泥の差がある。
— karzusp (@karzusp) June 10, 2020
自発的にやっていることに対し、第三者が外部的な動機付けをするとかえってモチベが落ちてしまう現象。宿題をやろうとしていたのに「宿題やりなさい」と説教されるとかえってやりたくなくなるとか、映画のワンシーンに合わせて「バルス」と皆で叫ぶのが面白かったのに放送局側とか代理店が率先して色々と環境づくりをするとかえってやる気がそがれてしまうとか、そんな感じ。
それを見越して逆に、やってほしくないものに対して報酬を与えることで、やる気をそいでしまうという悪魔のような所業もあったりする。また、仕事の面白さも然りで、だからこそ自身で決めて手掛けることが大切なんだよな、と実感することしきり。
【Wikipediaでのアンダーマイニング効果】の説明によると、ゲームに金銭的な報酬を与えるとやる気が無くなるという例が挙げられているけど、それはどうなんだろうかという感もある。また、報酬がその本質的な意味通りに行動を促す効果が生じることもあり、それをエンハンシング効果というとのこと。どのような条件でアンダーマイニングが生じるのか、それともエンハンシングになるのかは、色々と検証すると面白そうではある。
コメントする