アホかと思ってる医療従事者からひと言。感謝するなら酷暑に学校行事を強行して熱中症で救急搬送騒ぎをやめてくれ。この時期多いんだ。 https://t.co/qEIgkDN9U7
— 小狗 (@GmxDog) June 14, 2020
先日のブルーインパルスやベランダから窓に出て意思表示をする云々という形で医療従事者に感謝の意を示す、認識をしてもらうという話。それにかこつける形でか、学校でも拍手をしようということが今日埼玉で実施されるとの話。マジかよ。
引用元でも言及しているけど、感謝云々をするぐらいなら、炎天下や体育館など悪環境下での運動などへの留意を十分以上に行い、熱中症のリスクを下げるようにしてほしい、救急車をはじめとした医療リソースが無駄に食いつぶされてしまうからというのは、切実な話に違いない。優しい声より芋がいい、的な。
去年の熱中症による救急搬送人員数の年齢階層別構成比。夏休み中は明らかに新生児・乳幼児・少年の比率が落ちるのですよね。https://t.co/iMm6w6wobP pic.twitter.com/whLys1qmSj
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 14, 2020
実際、過去の熱中症による救急搬送人員数の、年齢階層別構成比を見ても、学校開校中は子供の比率が高く、夏休み中は低くなるという傾向がある。学校が休みでも外遊びなどで倒れるリスクはあるけど、学校行事での半強制的な行動で無理をして倒れるリスクの方がはるかに高い。しかも集団化しやすい。
今年の第一週目はまだ学校が再開していないところも多かったので、比率的にはどちらかというと、夏休みのパターンに近い形であることが確認できている。ただ今週から開校するところが増えてくるので、子供の搬送者数も増えるのだろうなあ、と。
先生方は自分達の面子を脇において、子供達の健康管理に気を付けてほしいと思う次第ではある。
コメントする