悪いけど、元々博物館・美術館に興味の無い層を取り入れようとしてもマジで見向きもしてくれないから、もういっそさっぱり諦めた方がいいと思う
— 森林樹@過労気味 (@itsukihistory) June 13, 2020
それより、「私はこの美術が好きなんですどうですか!?」と、学芸員さんが美しいと思うものを前面に押し出していった方が、案外ウケがいいと思う
これ大事。ミュージアムマーケティングの基本!馬鹿な行政出身はすぐ「今まで来なかった人たちを呼ぼう」と言い出す。彼らは呼んでも来ない。 https://t.co/xWQKoV3VpL
— たべのむらじ (@tabenomuraji) June 14, 2020
滅んでいった歴史雑誌と同じ。新規読者獲得のため、これまで歴史雑誌に関心がなかった層に向けて云々......関心ない層がカネ払って歴史雑誌買うわけねーだろ。https://t.co/51ZnEYFhTy
— 大山 格 (@itaru_ohyama) June 14, 2020
行政に限った話ではないけれど、サービスなりコンテンツなりの集客実情が落ちて来る、需要が減ってくると容易に持ち出されるのが、新規層の開拓とされるもの。これまで興味を持っていなかった人に興味を持ってもらう、気付きは大事だよ、的な。
ところが対象によりけりではあるけれど、多くの場合は指摘されている通り、新規層開拓にかまけてしまい、既存の支持層の維持や取りこぼしの点検などを疎かにしているケースが多いのは否定できない。元々興味がない人に興味を持ってもらうより、興味がありそうな人に手を挙げてもらった方が非常に効果的で確からしい話なのに。
1円も払ってないし足を運んでもいない人に足を運ばせ500円払わせる努力は、すでに500円払ってる人に1500円払ってもらうための努力よりうんと大きいんじゃなかったっけ?>RT
— KGN (@KGN_works) June 14, 2020
つまり「無関心層を新たに取り込む」は非常にコスト高と言う事だけど。
指摘の通り、ゼロから1に引き上げるのには大変な努力が必要で、それをするぐらいならすでに1がある人に2にしてもらった方がはるかに楽で確実。
ではなぜ往々にしてゼロからはじめる、新規開拓が推し進められるのか。ゼロの層には容易に1になる人が無限にいるという誤認とか、新規開拓事業の方が仕事をしているように見えるから、という辺りではないかな。1億人のうち0.1%でも誘引できれば10万人ですよ、というアピール、強いものね。
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