ローソンと良品計画が提携するという報道

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ローソンが生活雑貨「無印良品」を展開する良品計画と提携することが16日、分かった。ローソンの一部店舗で無印良品の商品を販売し、両社でプライベートブランド(PB)商品も開発する。新型コロナウイルスの影響で、身近なコンビニで日用品を購入する動きが拡大しており、品ぞろえを充実させる。

現時点でローソンも良品計画も正式なリリースは一切ないけど、否定的なIRも出ていないし、複数機関から詳細が出ていること、そして何よりも17日から実店舗で展開するとの話でレポートもすぐに送られてくるだろうから、ほぼ事実だとみて間違いはないだろう(しかし何でリリースが出ないのだろうか)。

コンビニでの無印良品の展開は以前ファミマがやっていたけど、色々あって2019年頭には撤退。以後無印良品は通販と実店舗でしか買えなくなっていた。実店舗でのずらりと並ぶ圧倒感は、駄菓子屋さんでの「何か買いたくなってしまう雰囲気」を実体験できるものなんだけど、やはり消耗品で無印のがいいな、近くのコンビニでさくりと買いたいなという思いもあるわけで。

コンビニで無印を取り扱い、商品の共同開発も行う。それぞれにとってメリットはあるけど、コンビニにしてみれば自社展開の領域をある程度占有されてしまうデメリットもある。その辺を考慮しても手を結んだ方がプラスの部分が多いと判断したのだろうな。記事では「身近なコンビニで日用品を購入する動きが拡大しており」とあるけど、結局は日用品は安定した品質で廉価なものがいいってことになるわけで、ならばそういうジャンルに長けている無印と手を結ぶのは、ある意味最適解と。

...ローソンといえば最近、例の「みんな同じデザインに見える」プライベートブランドのパッケージが物議をかもしているけど、もしかして良品計画との提携を見越した上でのデザインだったのかな、という妙な勘ぐりをしてみたりする。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月17日 07:02に書いた記事です。

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